クレジットカードやローンの審査に通らなかった理由が分からない——。
そんな経験がある方は、自分の「信用情報」がどうなっているかを一度チェックしてみるべきです。
日本国内で最も多くのクレジット会社が加盟している信用情報機関、それが「CIC」です。
CICとは?
CIC(株式会社シー・アイ・シー)は、主にクレジットカード会社や信販会社を中心に加盟する信用情報機関です。
個人のクレジット契約状況や支払い履歴などをデータベース化し、加盟会社に提供することで、健全な信用取引を支えています。
- クレジットカード・分割払い・携帯割賦などの情報を記録
- ローン申込時や更新時に審査の参考情報として活用
- スマホ・郵送・窓口で信用情報の開示請求が可能
なぜ“自分の信用情報”を知る必要がある?
自分の信用情報を把握していないまま、カードやローンを申し込むのは“手探り状態”で挑むようなもの。
たとえば過去に延滞や債務整理があると、CICに記録されており、審査に影響します。
逆に、きちんと支払っていれば良好な記録が残り、信用力として評価されます。
スマホから簡単に開示請求が可能
CICでは、スマートフォンやパソコンから本人確認を行い、数分で信用情報を確認することができます。
開示手数料はわずか500円程度。
気になる内容や心当たりのない記録があれば、訂正申立ても可能です。
よくある記録とその意味
「A:未入金あり」「P:入金あり」「$:正常に支払い中」など、信用情報には独自の記号が使用されます。
CIC公式サイトでは、それぞれの意味を丁寧に解説しており、初心者でも理解しやすい設計になっています。
注意点:信用情報は“資産”と同じ
遅延や延滞の記録は最長5年間残るため、一度の支払いミスが将来の住宅ローンや自動車ローンに影響することも。
家計簿と同じように、自分の信用情報も定期的に“見直し”する習慣が重要です。
信用は一朝一夕で築けるものではありませんが、守り続けることで大きな信頼となり、将来の選択肢を広げてくれます。
CICの開示サービスを活用し、自分自身の信用力を「見える化」することから始めてみましょう。

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